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7月の出来事 |
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2006/07/08 7月の出来事 今日は、福島県文化センターに、松竹歌舞伎(松本幸四郎一座)が、演目「勧進帳公演」を演ずるという事で、家内と観に参りました。今まで、私は亡母を歌舞伎座に、9回招待しましたが、残念なことに「勧進帳の公演」は、一度も出会う事はありませんでした。
3ヶ月前に、この情報を知り、この公演を、本日ようやく、鑑賞することが出来ました。
今日の県文化センターは、超満員で溢れており、しかも、観客全員が満足して帰られた様子でした。前置きが長くなりましたが、勧進帳とは、頼朝に追われた義経主従が、関所である安宅の関での出来事の一部始終を、描いたもので、そのあらすじは、余りにも有名ですのでここでは省きます。
義経主従と知りながら、見逃す関守の富樫左右衛門、機転を利かせた弁慶が白紙の巻物を勧進帳として取り出し、朗々と読みあげるが、最後に、義経が見とがめられてしまいます。
弁慶は疑いを晴らすため、心を鬼にして、主君を思い切り、金剛杖で打ち据えます。
この様子を見て、全てを悟った富樫は、主従の関所通過を許し、しかも、もてなした上に見送る場面には、思わず泣いてしまいました。
勧進帳の読み上げ、弁慶と富樫の問答、義経の弁慶へのねぎらい、最後の幸四郎(弁慶)の舞に、心から酔いしれた事でした。
最近の日本では、親が子を殺し、子が親を殺す事件が、毎日のように報道されているが、
数百年前には、このような武士の情けと言うか、心温まる世界が繰り広げられている、民族の遺伝子が我々にも、脈々と受け継がれている筈なのと思った一夜でした。このような伝統文化を大切にしたいものです。
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